株主通信 2020年

      2020年1月1日~2020年6月30日 vol.7
      株式会社すかいらーくホールディングス  
      証券コード:3197

      2020年9月10日、 「株主優待制度の変更に関するお知らせ」を発表いたしました。詳しくはこちらをご覧ください。

トップメッセージ


株主の皆様へ


不透明な状況が続く中、withコロナにおける変化やニーズを的確に捉え、今後の収益改善に向けた取り組みを着実に実行してまいります


このたびの新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々に哀悼の意を捧げます。また、医療従事者の方々をはじめ、感染拡大防止にご尽力されている多くの皆様に深く感謝申し上げます。

2020年上半期は、緊急事態宣言の発令および不要不急の外出自粛要請に伴う一時閉店や営業時間短縮により売上高が減少し、1,391億円(前年比484億円減)となりました。営業利益は、コスト削減により最大限経費を圧縮したものの、大幅な売上減少に対し固定費を下げきれなかったこともあり、181億円の赤字(前年比292億円減)となりました。この厳しい状況を重く受け止めております。

今後のマーケット環境について

新型コロナウイルスの感染は今なお世界中に広がり、感染者が増加し続けています。経済にも多大な影響を及ぼしており、今後の外食マーケットの回復は極めて不透明です。感染拡大の影響は今後も継続するとみており、店内飲食の売上が完全に回復するには相当な時間がかかると考えています。一方、新型コロナの感染拡大により消費者の動向は大きく変化しており、外食に求める価値も変化しています。大変厳しい経営環境ですが、withコロナに求められるニーズを的確に捉え、経営戦略を着実に実行してまいります。

今後のマーケット環境(コロナ禍)における経営戦略

1.売上強化策

1) 宅配・テイクアウト売上強化策の促進
当社は現在約2,800店でテイクアウトを、約1,500店で宅配サービスを行っていますが、コロナ禍においてそのニーズと認知度が飛躍的に高まり、売上の前年比も飛躍的に伸びました。今後対応ブランド数、配達効率の向上、ブランド横断のエリア配送拡大、すかいらーくアプリへのテイクアウトオーダー決済機能導入等により、宅配・テイクアウトを強化してまいります。

2) 販売チャネルの拡大
withコロナに対応するためには、これまでの事業の枠を超えて、新たな販売チャネルの拡大に取り組む必要があると考えています。その1つが外販事業で、2020年5月からバーミヤンの看板商品である餃子を実験で販売しています。全国約3,200の店舗(販売拠点)、スケールメリットを活かした食材調達、自社のセントラルキッチンでの生産、自社物流システムによる配送と、独自のサプライチェーンという経営資源を最大限に活かし、新たな柱の1つとして成長させる準備を進めています。
2つ目は既存ブランドの店舗網活用で、1つの店舗に2つのブランドを展開する新しい経営手法です。日本唐揚協会の金賞を3年連続受賞しているから揚げ専門店「から好し」の商品をガストでも販売し、売上の向上を目指しています。このほかグラッチェガーデンズのピザ食べ放題、和食ブランドでの寿司商品の販売も進めています。


2.マルチブランドの強みを活かしたストアポートフォリオの再構築

当社は20以上の多様な業態を有しており、市場環境の変化に応じて業態を転換できることが他社との大きな差別化になっています。消費者のライフスタイルの変化に合わせた業態ポートフォリオの構築を積極的に進め、宅配・テイクアウトによる売上増を見込める業態への転換、宅配の小商圏化による配送効率改善や売上拡大を企図した店舗の配置にも注力いたします。また、今後はますます外食の目的が明確になり、ハレの日に家庭では味わえないプロの味を求めるお客様が増えることが予想され、むさしの森珈琲、魚屋路、ステーキガストなどへの業態転換も視野に入れております。


3.収益構造の改革

粗利率改善、生産性向上にこれまで以上に取り組み、コスト・投資の見直しを進めてまいります。一方、お客様の利便性向上、店舗従業員のオペレーション改善に資するデジタライゼーションの推進は積極的に進めてまいります。現在、ガスト、バーミヤン、ジョナサン、しゃぶ葉に導入しているデジタルメニューブックを7月にステーキガストに導入し、今後魚屋路にも導入する予定です。お客様の利便性を高め、従業員のオーダー業務に充てていた時間を利用することで他の接客サービスの充実を図ります。
また、高まる宅配・テイクアウトのニーズに対応するため、宅配サイトの利便性向上やキャッシュレス化を推進しつつ、サーバーの増強に投資いたしました。 今後もポイントサービスのさらなる拡充や決済手段の拡大、テレフォンセンターの増強、ネット受注システムの整備に最大限投資してまいります。


4.お客様と従業員の感染防止対策を徹底的に推進

新型コロナウイルスの感染拡大は現在も続いています。今後も政府および専門機関のガイドラインに従い、お客様、従業員の安全を第一に考え、店内外のコロナ感染予防策を継続して推進いたします。お客様にはお食事中以外はマスク着用をお願いし、飛沫防止パーテーションの設置、店内のアルコール増設等、安全衛生を徹底いたします。

持続的な企業価値向上のためのESGへの取り組み

新型コロナウイルス感染症拡大にあっても、より一層、ESGの重要性を認識し、国際連合が定める持続可能な開発目標(SDGs)への貢献を行ってまいります。社会問題や環境問題等の大きな問題についてもさまざまなステークホルダーと協働しながら、経営理念である「価値ある豊かさの創造」と、「ひとりでも多くのお客様に 安くておいしい料理を 気持ちのよいサービスで 清潔な店舗で味わっていただく」というミッションのもと、継続的な企業価値および株主価値の向上を目指します。

株主還元の方針について

当社はこれまで安定的な配当継続を行っており、調整後当期利益の30%を配当として株主様に還元してまいりました。しかし、2020年の経営環境が大きく変化する中で、中間期は無配とさせていただき、通期については未定といたしました。株主の皆様におかれましては、何卒ご理解いただき、今後とも一層のご支援とご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
 

株式会社すかいらーくホールディングス
代表取締役会長兼社長 谷 真

 

決算ハイライト

財務ハイライト(国際会計基準・億円)


業態別売上高比率(億円)(2019年12月期)


NEWS DIGIEST

NEWS 1:新型コロナウイルス安全・安心への対策

お客様と従業員の安全を第一に考え、店内外の飛沫感染・接触感染防止対策を継続して行っています。お客様にはお食事中以外はマスクの着用をお願いし、客席に飛沫防止パーテーションを設置しているほか、除菌用のアルコールも増設しました。宅配では、従業員の手袋着用および除菌を徹底し、お客様のご要望により離れた場所での商品受け渡しと接触の少ないクレジット会計を推奨しています。

NEWS 2:新型コロナウイルス拡大防止活動支援募金

4月より、全国約3,000店の店頭で新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組む活動を支援する募金を行っています。皆様からお預かりした募金は、READYFOR㈱が運営する「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」を通じて新型コロナウイルス拡大防止のために活動する全国の医療機関、団体、事業者などの支援に活用されます。(2020年5月までの262万円を寄贈、9月末まで実施)

NEWS 3:営業時間短縮

上半期は政府の緊急事態宣言の発令および各自治体の不要不急の外出自粛要請に従い、一時はグループ約3,200店のうち約400店を閉店し、営業時間は前年比で約60%にまで短縮しました。今後も感染の状況により自治体から営業時間の短縮が要請された場合は、対象地域における営業時間を短縮することがあります。皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

NEWS 4:宅配・テイクアウト拡大

コロナ禍により当社の宅配・テイクアウトのニーズと認知度が高まっています。お店の味をご家庭でも楽しんでいただけるようメニューを増やし、今後は全業態で宅配を導入します。UberEatsに加え出前館のサービスも始まり、ますます便利になります。




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株主メモ

 事業年度  事業年度末の翌日から起算して3箇月以内
 株主確定基準日  毎年12月31日
 剰余金の配当の基準日  毎年6月30日、毎年12月31日
 公告掲載方法  電子公告により行います。
 ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公  告による公告をすることができない場合は、日本経済 新聞に掲載して行います。
 公告掲載URL  https://www.skylark.co.jp/company/group_public.html
 株主名簿管理人  みずほ信託銀行株式会社
 同事務取扱場所  〒103-8670 東京都中央区八重洲一丁目2番1号
 みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部
 同連絡先・郵便物送付先  〒168-8507 東京都杉並区和泉二丁目8番4号
 みずほ信託銀行株式会社 証券代行部
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