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すかいらーくグループには品質管理グループという部門があり、当社の食品衛生の定義である、「安全・安心な食品を提供するためのあらゆる行為」を達成するための業務を行っています。
社内衛生教育の啓蒙活動、店舗・工場の抜打ち衛生検査、メニューのアレルゲン・栄養成分情報の開示、店舗・工場従業員の個人衛生・社内衛生管理ルール作成など、活動は広範囲にわたります。そして、安全な商品をお客様へ提供するために、全国のセントラルキッチンを網羅しているのが全国8か所にある検査室です。
ここでは主に、細菌検査、店舗・工場の衛生検査等を行い、お客様へ提供する食品が安全なものであるかをチェック。細菌検査は食品毎に基準値を設定するため、約170種類の検査基準があります。外部から購入する原料・製品、自社工場で製造する商品、店舗で下ごしらえする商品のそれぞれに細菌基準値を設定。
また、新規導入前に行う「先行検査」、導入後に行う「抜打ち検査」、日々行う「日常検査」を検査の3本柱と呼び、毎日細菌検査を実施しています。そして、主に検査の翌日に結果を判定し、細菌不良品があった場合は、店舗・工場の衛生指導、原因の究明と対策などを行います。基準値を超える細菌が検出された場合は、店舗へ緊急通知を出して、問題のあった食材を「使用禁止」にする場合もあります。
細菌基準値は、国の法律で決められたもの、衛生規範に定められたもの、都道府県の指導基準、社外の学識経験者の意見などを参考に品質管理グループで決定。
こうした役割を担っている品質管理グループは、全国10か所にあるセントラルキッチンと共に「ISO22000食品安全マネジメントシステム」「ISO14001環境マネジメントシステム」「ISO45001労働安全衛生マネジメントシステム」といった国際規格の認証を取得しています。また、当社が食品を購買する際は、「基本工場チェックリスト」に基づき、一定以上の衛生・品質管理レベルであることを事前に調査し、合格した取引先からのみ商品を仕入れています。